テーマファイルの選択次第で安価を実現可能に

ウェブ, ワードプレス

5年程前まで、僕の作るWordPressベースのWebサイトは正直安くはなかったと思う。
制作案件の度にPHPでテーマを制作し、現在よりも納期は長くなる分クライアントに提示する料金も嵩張っていたからだ。
多分、SOHOや少人数の制作会社の中には同じ問題を抱えていた方も多いと思う。

クライアントに少しでも安価で提供すべくフリーのテーマを使ってみたものの、結局は大掛かりなカスタマイズを要し、特に海外言語のテーマではフォントの調整だけでもそれなりの時間が必要だったり。。。
制作側としてはこれらの時間を制作人件費として換算するわけだが、クライアント負担は必然的に大きくなる。

そこで、おすすめなのが、国内のテーマファイル。
無料で優秀なテーマファイルもあるのだが、弊社では有料テーマを使うことがほとんど。有料なだけあって優秀なテーマファイルはとても多い。
僕がよく使うところではテーマファイルは¥14,000程度で、クライアント向けに利用する場合は別途¥30,000程でライセンスを取得する。それでも振込手数料込みの合計で¥45,000程度。
以前までのように毎回自作で必要なウィジェットやプラグインを搭載したテーマファイルを作ると、それだけで¥200,000~300,000(場合によっては50万円オーバーも珍しくない)をONしなければならなかったことを考えれば、差額の¥150,000~¥250,000を安く提供できることでクライアント負担は大きく軽減できる。

cost

カスタマイズに使っていた神経や労力を、より充実したコンテンツ案などに使えることを思えば、デメリットは皆無である。
仮にカスタマイズの必要性が発生した場合においても、優秀なテーマファイルほどカスタマイズは行い易く苦労はさほど感じない。
優秀なテーマファイルはアップデートもきちんと行われるので、WordPressのアップデートやサーバーのSQLやPHPのバージョンアップにも割と早い段階で対応してくれるし、バグへの対処も早い。

テーマファイルや、時にはプラグインまでオリジナルで制作することに以前まではプライドめいたものを感じていたが、そのプライドの高さは料金の高さに直結していたことに、ほんの数年前まで気づかぬふりをし、同業他社との差別化と称してクライアントに負担を掛けていた。
『オリジナルを謳うなら、HTMLやCMSの言語まで自社開発し、画像素材全ての撮影に至るまでやらなきゃオリジナルじゃないじゃん!』と、回り道しながら今に至ります。

テーマファイルを専門に制作している会社が在って、プラグインを開発する技術者が世界中に居て、僕たちは純粋にプロとしてコンテンツ制作に取り組めば更に良質なWebサイトを少しでも安価でクライアントに提供できる環境が整っている。
Woocommerceやカスタムテンプレートの導入時、自作のプラグイン開発の必要性が生じた時などに培ってきたスキルを存分に発揮すればよい。

多くのクライアントが望むのは、作り手の勝手なプライド感アリアリの『一体誰の為のサイトなんだ・・・?』と言いたくなるようなWebサイトじゃなく、【裏付けされたコンテンツ力と捻出した料金に似合う費用対効果】つまり結果だ。

農家さんが良い肥料を調達し、車メーカーが様々なメーカーから部品供給を受け、アパレルブランドがミシンをも自社開発でないのと何ら変わらない。
WordPressベースでWebサイトを構築するなら例え有料であっても優秀なテーマの導入を検討することが結果、クライアントに最良のサービスを提供し得る一つの流れであり、プロだからこそこの選択肢の重要性を認識することが必要だと実感してます。

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